ニュージーランドを歩いてきました!!(2日目:Oamaruのペンギン)
オークランドやクライストチャーチなどの大都市と比べて規模も小さいし、決して有名な都市ではないオマルですが、ここに一泊する大きな理由というのがあるのです。それは、この場所にはペンギンのコロニーがあるということ。しかも2か所!!
ホストファミリーのYumiさんから、イエローアイドペンギン・コロニーのペンギンは19時頃には見られるという話を聞いたので、早速向かってみることに。
イエローアイドペンギン・コロニーは断崖絶壁に面した羊の放牧地の合間を縫って進んでいったところにある。駐車場に車を止めしばらく歩いていくと、小さな小屋のようなものを発見。どうやらここで見学が出来るらしい。
が、窓とかドアがあるわけでなく、吹きっさらしで雨風がすごくて非常に寒い。しばらく海の方向を眺めていたが、ペンギンが海から帰ってくる様子はない。
これはペンギンを見られないかなぁ、とちょっと諦めムードだったのだけど、たまたま同じタイミングで来ていた外国人のオバチャンが手招きをしている。何かと思って、小屋の裏をのぞいてみると…
5メートルぐらい先のところで、じっと目を閉じて雨風を耐えているキガシラペンギン(yellow eyed penguin)を発見!! ちなみにこのペンギンがいる場所は海に面した崖の上、20mぐらいは高さがあると思う場所。海からあがってここまで登ってきたのかと思うと、何とも言えない気持ちになる。
そして、今まで海の方にばかり気をとられていたけど、小屋から崖の方をよく見てみると、斜面の途中に何匹かペンギンがいるのを見つけることが出来た。つがいで仲良くしているもの。上を見上げてもう少し登りたそうにしているもの。数は決して多くないけど、過酷な環境の中、一生懸命生きているペンギンを見ることが出来た。あー、この姿を見るためにニュージーランドまで来たんだよなぁ。
ちょっと雨風が強くなってきたので、一度駐車場へ戻り車の中でしばらく待避。30分ぐらいしたところで雨もやみ、日が出てきたので再度小屋へ向かう。
先ほど小屋の裏にいたペンギンが、小屋から見える位置まで移動していた。羽を広げて体温調整をしているようだ。
で、小屋を出たところに何故か人だかりが。そのペンギンがいる方向ではなく、下の茂みの中を覗いている。
一緒に覗き込んでみると、何とすぐ目の前にキガシラペンギンのヒナを発見!! しかも2匹いるようだ。もしかしたら、外にいるペンギンはこの子たちの親なのではないだろうか? ヒナの鳴き声が聞こえる距離でじっとしているようだ。しかし、まさかこんな近距離でヒナを見ることができるとは思わなかった… ただただ感動。
駐車場と小屋との間でも、時々ヒナの声が聞こえたので、もしかしたら他にも近くにヒナが潜んでいたのかもしれない。
イエローアイドペンギン・コロニーを後にし、ブルーペンギン・コロニーへ向かう。途中「PENGUINS CROSSING」と書かれたペンギンの絵の道路標識を発見。
このコロニーにはビジターセンターがあり、入場料$20を払って見ることになる。スタッフの話だと、21時半から見学開始とのこと。同じB&Bにステイする人たちもいたので、一緒に見学することに。
ビジターセンターの先に階段状に並んだベンチがあり、そこに座って海からあがってくるブルーペンギン(blue penguin、日本だとコガタペンギンの方が一般名称かな?)を見学するという形になる。残念ながらここはフラッシュなしでもカメラ撮影禁止とのことで、写真が残っていないのだけど…
ペンギンが帰ってくるのは日の入り後しばらくしてからとのこと。この時期のニュージーランドは21時半を過ぎてもまだ明るいので、しばらく待つことに。
水平線の向こうから月が昇り、辺りがだいぶ暗くなってきた頃、スタッフがそわそわし始めた。ふと20メートルほど先の浜辺に目をやると、波に乗ってブルーペンギンが戻ってきた!! その数30匹ほど。ペンギンの大きさは30センチぐらいとのことだが、この距離から見るともっと小さく見える。キラキラ光って見えて、小魚が打ち上げられたようにも見える。
浜辺をあがると2,3メートルぐらいの高さの岩場があり、それを超えた先にペンギンの巣があるとのこと。ペンギンの集団はチョコチョコとジャンプしながら岩場を登っていく。一気に駆け上がっていくもの。ゆっくり休みながら登っていくもの。それぞれ動きに個性があって面白い。
とはいえ、たとえ2,3メートルの高さでも小さい体の彼らにとっては命がけだろうし、その健気な姿には心打たれる。
しばらくすると2つめのグループが浜辺へ帰ってきた。まだ最初のグループで岩場を登り切っていないものもいるが、後から来たグループの足の速いペンギンはさっさと追い抜いて巣へ帰っていく。
今回見られたのはこの2グループだけ。日によっては5グループぐらい見られることがあるらしいのだが、寒かったし時間も遅かったので22時を回ったぐらいで引き上げることに。駐車場にペンギンがいることもあるそうなので、間違えて引かないようにしながら慎重に帰る。
そういえば夕食を食べていなかったので、どこかお店空いていないかなぁと街中を探してみるが、既に真っ暗で1件も開いている気配がない。やっぱり夜中でもお店があちこちで開いている日本が異常なんだよなぁ、と諦めてB&Bへ戻ることに。
B&Bに戻って、ホストファミリーのShigeさん達と歓談。このB&Bが元々は診療所として使われていたこと、元のオーナーの歴史をひもといていくと色々面白いことがある話、などなど、とても興味深い話を聞かせてもらいました。とはいえ、異国の地でB&Bを経営していくのは大変そうだなぁとも思ってしまったのでした。
日付が回るちょっと前に、シャワーを浴び、部屋へ戻る。荷物を片付けて就寝準備をしているときに、とんでもないトラブルが発生!! ケータイを充電していたら変な音が鳴り始め、ケータイの電源が入らなくなってしまった!!
持っているケータイはDoCoMoのN905iで、WORLD WING対応なのでそのままニュージーランドでも使うことが出来る。しかも他に時計を持ってきておらず、このケータイを時計代わりにして行動するつもりだった。実際、世界時計のiアプリもインストールして準備万端だったし。
トラブルの原因は電源アダプタ。ケータイを買い換えたときにアダプタは利用できるとの話を聞き、前に使っていたSH902isのアダプタを買い換えずにそのまま流用していた。で、このアダプタが海外でも使えるかどうかを全く確認せず持ってきてしまいそのまま使ったところ、100Vにしか対応しておらず、240Vのニュージーランドの電圧に耐えられなかった、というのが事の顛末。
時計がないのも非常に痛いけど、それより緊急の連絡が旅行中に入らないかどうかが一番不安。デジカメやノートPCのアダプタはチェックしたのに、何故ケータイのアダプタはチェックしなかったのか。正直、自分のアホさ加減に頭を抱えてしまったけど、やってしまったものは仕方ない。ケータイなし、時計なしの状態で残り7日間過ごすしかない、と腹をくくることに。
悶々とした気分だったが、1時を回ったあたりでようやく寝付けた。明日はダニーデン(Dunedin)を目指す。
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